「七転び八起き、楽しむことを忘れずに。」吉馴空矢/OsakaCitySC

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ゴールに直結するプレーで、チームを前へ進める。

MF吉馴空矢選手が、サポーターに一番見てほしいと語ったのは、その一瞬だった。

「ゴールに直結するプレー」

シンプルな言葉の中に、吉馴選手らしさがある。ボールを受ける、運ぶ、つなぐ、仕掛ける。そのすべての先に、ゴールを見ている。

そして、試合中に大事にしていることを聞くと、返ってきた答えはさらにまっすぐだった。

「楽しむこと」

数々の経験と悔しさを越えてきた選手だからこそ、その言葉には重みがある。


サッカーとの出会いは、兄の影響から。

吉馴選手がサッカーを始めたのは5歳の頃。

きっかけは、兄の存在だった。

「兄がサッカーを始めたので、その影響で5歳でサッカーを始めました」

子どもの頃に憧れたのは、ネイマール選手と柿谷曜一朗選手。

テレビで見たネイマール選手のプレーに衝撃を受け、「こんなすごい選手になりたい」と思った。

また、小学生の頃はセレッソ大阪の試合をよく観に行っていたという。そこで目にした柿谷曜一朗選手のプレーにも、強い憧れを抱いた。

サッカーを始めた少年は、やがてセレッソ大阪の育成年代へ進むことになる。


挫折ばかりの育成年代で、探し続けた自分の武器。

セレッソ大阪U-15、U-18で過ごした時間。

華やかな経歴に見える一方で、吉馴選手自身はその日々をこう振り返る。

「育成年代の頃を振り返ると、挫折ばかりだったなと感じます」

それでも、そこで立ち止まらなかった。

「その中でも諦めず、自分のできることや武器を探すことを辞めなかった探究心と負けん気が一番残っています」

うまくいかない時間の中で、自分に何ができるのかを探し続ける。

その姿勢が、今の吉馴選手の土台になっている。


Jクラブで上がった基準と、EDOで触れたメンタリティ。

Jリーグのクラブでプレーした経験は、吉馴選手にとって大きな財産になった。

「質の高い選手とプレーすることができたことで、自分の中の基準は上がったなと感じます」

技術だけではない。

頭を使い、考えながらプレーすることの重要性。その感覚は、今もピッチの中で生きている。

さらに、EDO ALL UNITEDでの経験も吉馴選手を変えた。

本田圭佑氏が関わるチームでプレーし、直接アドバイスを受ける機会もあった。

「世界で戦ってきた日本を代表する選手のメンタリティなどを知れたので、これまで以上にプロフェッショナルな考え方に少しは変わったかなと思います」

経験を重ねるたびに、基準が上がる。

その積み重ねが、今の吉馴空矢をつくっている。


Osaka City SCで戦う理由。

吉馴選手がOsaka City SCで戦うと決めた理由は、クラブの未来にあった。

「これからのチームのビジョンにすごい魅力を感じて、これから大きくなっていくチームで微力でも力になれたらと思ったからです」

大阪府出身の選手として、大阪のクラブでプレーすることにも特別な思いがある。

「すごい幸せなことだなと感じますし、その反面、責任感も強く感じます」

地元・大阪で戦うからこそ、背負うものがある。

自分を見に来てくれる人がいる。応援してくれる人がいる。そして、これからOsaka City SCを応援したいと思ってくれる人を増やしていきたい。

「僕含め、大阪出身の選手がチームを引っ張っていって、応援しようと思ってくれる人が少しでも増えてくれたらなと思ってプレーしています」

大阪で戦う意味は、ピッチの中だけにとどまらない。


中堅として、チームをつなぐ存在に。

現在のチームで、吉馴選手は中堅の立場にいる。

ベテランと若手の間に立ち、チームをつなぐ存在。

「ベテランと若手を繋ぐ、中堅らしい立ち振る舞いの役割を果たしたいです」

プレーで引っ張るだけではなく、チームの空気をつくる。

若手に声をかけ、ベテランの姿勢をつなぎ、自分自身も結果で示す。

その役割を、吉馴選手は自然に受け止めている。


「七転び八起き」

これまでのサッカー人生で、一番悔しかった経験は何か。

そう聞くと、吉馴選手はこう答えた。

「一番は決められません笑」

それほど多くの悔しさと向き合ってきた。

ただ、その悔しさを乗り越える方法は、いつも同じだった。

「見返すんだと思う強い気持ちと、諦めないこと。もがき続けることで見つけられるものがあると思うし、少しはいい方向に変わるのかなと思います」

倒れても、また立ち上がる。

うまくいかなくても、探し続ける。

最後に「吉馴空矢を一言で表すなら?」と聞くと、返ってきた言葉はこうだった。

「七転び八起き」

その言葉こそ、吉馴選手の歩みそのものなのかもしれない。


昇格へ。声援が、あと一歩を動かす。

今シーズン、Osaka City SCは前期を無敗で終えた。

吉馴選手も、その結果には手応えを感じている。

「無敗で前期を終えられたことはすごいポジティブなことだし、手応えを感じています」

ただ、満足はしていない。

簡単な試合は一つもなかった。これから上のレベルで戦い、圧倒して勝つチームになるためには、チームとしてすべてにおいて成長しなければならない。

8月23日のBANDITO生駒戦、そして昇格争いへ向けて、吉馴選手はこう語る。

「一試合一試合、勝ち点3を積み上げるために、チャレンジャー精神を忘れずアグレッシブに戦いたいです」

苦しい時間帯、足が止まりそうになる瞬間。

そんな時、サポーターの声は確かにピッチへ届いている。

「一歩が出ない瞬間や踏ん張れないような瞬間に、声援があると一歩が出たり踏ん張れたりします。苦しい時にやっぱり声援があると力になります」

昇格が決まった瞬間、誰と喜びたいか。

吉馴選手の答えは、迷いなくこうだった。

「Osaka Cityに携わる全ての人」

七転び八起き。

何度倒れても立ち上がってきたMFは、今日も大阪で前を向く。

ゴールに直結するプレーを。

楽しむことを忘れずに。

そして、Osaka City SCに関わるすべての人と、最高の瞬間を迎えるために。

最後に、サポーターへ向けてメッセージをもらった。

「是非会場で熱い応援をお願いします!」

■Osaka City SCについて

Osaka City SCは、「大阪のど真ん中に、誰もが熱狂できるクラブを創る」という想いから誕生しました。「挑む者が世界を揺らす」をスローガンに掲げ、圧倒的な強さで「史上最速でのJリーグ昇格」を目指しています。

■Osaka City SC 公式SNS

Instagram:https://www.instagram.com/osakacity_sc/
X:https://x.com/osakacitysc

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