第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦が5月24日(土)に開幕する。宮城県代表として本戦に臨むのは、仙台大学。会場はみやぎ生協めぐみ野フットボール場Bグラウンド、対戦相手はアマチュアシード枠から出場する東洋大学となる。キックオフは午後1時を予定している。
仙台大学は、5月11日に行われた「河北争奪 第29回宮城県サッカー選手権大会」決勝にて、コバルトーレ女川(東北リーグ)と対戦。3―1で勝利し、2019年(第99回大会)以来、4回目の天皇杯出場を決めた。
試合はみやぎ生協めぐみ野フットボール場Bグラウンドで開催され、前半から仙台大学が積極的な姿勢を見せて試合をリード。攻守にわたり運動量豊富なプレーを展開し、カテゴリー上位の社会人クラブを振り切った。
仙台大学は、これまでにも天皇杯本戦でJクラブや社会人強豪との対戦経験があり、学生チームながら粘り強く戦うスタイルで知られる。今回の1回戦の相手・東洋大学も全国屈指の大学サッカー強豪であり、アマチュア勢同士による注目の好カードとなる。
開催地は宮城、すなわち仙台大学にとって地元開催の一戦。学生ならではの機動力とチームワークを武器に、まずは初戦突破を狙う。勝者は2回戦でJ1柏レイソルとの対戦となり、学生チームの全国挑戦はここから本格化する。