「2025年の天皇杯、栃木県代表はどのチームに決まったのか?」
「栃木SCは何度目の出場?初戦の相手や今後の展望は?」
「県予選の結果から1回戦の日程まで、詳しく知りたい」
そんな疑問を持つ方々に、本記事では第105回天皇杯(2025年大会)で栃木県代表に決定した栃木SCの最新情報をわかりやすくお届けします。
5月11日に行われた県代表決定戦(NEZASカップ決勝)では、J3所属の栃木SCが栃木シティとの県内ダービーを2-0で制し、5年連続・通算25回目の天皇杯出場を決定しました。
天皇杯1回戦は5月24日、地元・栃木県グリーンスタジアムで開催され、山形県代表・大山サッカークラブと対戦。勝利すれば、2回戦ではJ1の強豪・東京ヴェルディとの対戦(6月11日/味の素スタジアム)が控えています。
この記事では、県予選の詳細、1回戦の注目ポイント、そして栃木SCが天皇杯で見せるべき強みと期待まで、必要な情報を網羅的に解説します。ぜひ最後までご覧ください。
栃木SCが栃木シティとの“県ダービー”を制し、5年連続で本戦出場
栃木県の天皇杯代表を決めるNEZASカップ決勝は、J3同士のプライドが激突する“栃木ダービー”となりました。
3月のJ3リーグ戦では1-1の引き分けに終わった両者の再戦は、天皇杯出場という重みを帯びた一戦に。激しい攻防の末、栃木SCが2-0で栃木シティを下し、5年連続となる本戦出場を決めました。
第30回栃木県サッカー選手権大会決勝の概要
2025年5月11日(日)、宇都宮市の栃木県グリーンスタジアムにて、NEZASカップ第30回栃木県サッカー選手権大会・決勝戦が開催されました。本大会は、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会の栃木県代表決定戦を兼ねており、J3同士による注目の“県内頂上決戦”が実現しました。
試合結果
立ち上がりから両チームが激しくぶつかり合う展開となり、まずは前半7分に栃木シティが決定機を迎えますが、栃木SCのGK川田修平が好セーブでゴールを死守。
先にスコアを動かしたのは栃木SC。前半21分のCKから、ニアでのフリックをFW五十嵐理人が頭で押し込み、先制点を奪います。
後半も主導権を握った栃木SCは、7分に再びCKから追加点。DF岩崎湧大がヘディングで叩き込み、リードを広げました。
一方の栃木シティは反則により一人少ない状況となり、反撃の糸口をつかめないまま試合終了。結果は栃木SCが2-0で勝利し、実力と経験の差を見せつける形となりました。
栃木SCは5年連続・通算25回目の天皇杯本戦へ
この勝利により、栃木SCは5年連続・通算25回目となる天皇杯本戦出場を決定。Jリーグ創設以降、栃木県を代表するプロクラブとしての地位を築いてきた栃木SCは、今年も地元の期待を背負い、全国の舞台に挑みます。
初戦は山形県代表・大山サッカークラブと対戦予定で、勝利すればJ1クラブ・東京ヴェルディとの2回戦に臨むことになります。“Jクラブの誇り”を全国に示すべく、栃木SCの挑戦がここから始まります。
天皇杯1回戦は大山サッカークラブ(山形)と対戦、勝てばJ1東京ヴェルディ戦へ
栃木県代表として天皇杯本戦に挑む栃木SCの初戦の相手は、山形県代表・大山サッカークラブに決定。カテゴリーこそ異なりますが、天皇杯ならではの一発勝負の舞台では油断は禁物です。
地元・栃木県グリーンスタジアムで行われるこの一戦を制すれば、次はJ1・東京ヴェルディとの対戦という大舞台が待ち構えています。
栃木SC vs 大山サッカークラブ(山形)の試合日程と会場情報
- 対戦カード:栃木SC(栃木県代表) vs 大山サッカークラブ(山形県代表)
- 開催日:2025年5月24日(土)
- キックオフ:13:00
- 会場:栃木県グリーンスタジアム(宇都宮市)
ホーム開催となる栃木SCにとっては、地の利を活かし、初戦を確実にものにしたい一戦です。
1回戦の注目ポイント
この試合の見どころは、Jクラブとしての格を持つ栃木SCが、地域代表チームを相手にどう戦うかにあります。
栃木SCはJ3で公式戦を重ねており、試合経験やフィジカル、戦術面でも大山SCを大きく上回る存在です。一方、大山SCは山形県予選を勝ち抜いた勢いと、チャレンジャー精神を武器に波乱を狙ってきます。
天皇杯ではこれまでも下位カテゴリーのクラブがジャイアントキリングを起こす例が多数あるため、「勝って当然」とされる試合こそ、気持ちの準備が結果を左右する重要なポイントになります。
2回戦は東京ヴェルディと対戦
栃木SCがこの1回戦を突破すれば、6月11日(水)19:00キックオフ、味の素スタジアムにてJ1・東京ヴェルディとの2回戦が待ち構えています。
2024年にJ1復帰を果たし、勢いに乗る東京ヴェルディは、個の技術とスピードに優れた若手選手を多く擁する実力派クラブ。栃木SCにとっては、J3クラブとしてJ1勢に挑む絶好のチャレンジの場となります。
勝利すれば、天皇杯の舞台で一気に全国的な注目を集めるチャンス。1回戦の戦い方次第で、今大会の流れを大きく左右することになりそうです。
栃木SC、Jクラブの意地を全国の舞台で見せられるか
NEZASカップ決勝で栃木シティとの県内ダービーを制し、5年連続・通算25回目となる天皇杯出場を決めた栃木SC。J3クラブとしての経験と総合力を武器に、初戦では山形県代表・大山サッカークラブと対戦し、確実に勝ち上がりたい一戦となります。
1回戦を突破すれば、次に待つのはJ1の東京ヴェルディ。プロクラブ同士の注目カードであり、全国的にも高い注目を集める試合となるでしょう。
Jクラブとしての自覚と誇り、そして“勝って当然”というプレッシャーを背負う栃木SCが、全国の舞台でどれだけ本領を発揮できるかが問われる大会です。栃木サッカーの代表として、そしてJリーグを支える一員として、どこまで勝ち進めるのか──2025年の天皇杯における栃木SCの戦いから目が離せません。