「東洋大学サッカー部の最新メンバーが知りたい」
「どの高校・ユース出身の選手が多いのか、ポジションごとに整理された情報が見つからない」
そんなサッカーファンや高校生、スカウト関係者のニーズに応えるべく、本記事では2025年の東洋大学サッカー部の在籍メンバーを、ポジション別・学年別に一覧形式でわかりやすく紹介します。
加えて、Jリーグを目指す注目選手や、スタメンに定着している中核メンバー、1〜2年生の若手有望株まで幅広く解説。さらに、過去のJリーガー進出実績や育成環境にも触れ、東洋大学サッカー部の現在地と可能性を一目で把握できる構成となっています。
関東大学サッカーリーグ1部で安定した成績を残し続ける実力校として、近年さらに注目度を高めている東洋大。
今シーズンの戦力・育成力・未来のJリーガー候補をまとめてチェックしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
東洋大学サッカー部とは?
関東大学サッカーリーグ1部の上位常連校として知られる東洋大学サッカー部。1966年に創部され、埼玉県の東洋大学朝霞キャンパスを拠点に、全国レベルの実力と“個”の成長に重きを置いた育成方針で、毎年多くの有望選手を輩出しています。
少人数制の組織運営を行う同部は、関東1部リーグ優勝、総理大臣杯制覇、インカレ優勝という「三冠」を明確な目標に掲げ、競技力と人間力の両面から強化を図っています。2024年シーズンには、関東大学サッカーリーグ1部で全22試合を戦い10勝6分6敗、勝点36で3位という成績を収め、全国上位校としての存在感を発揮しました。
以下では、東洋大学サッカー部の実力、育成力、組織としての魅力を詳しく紹介します。
全国大会常連、関東大学リーグ上位の実力校
東洋大学サッカー部は、2022年に関東1部リーグへ昇格して以来、着実に結果を残し続けています。2024年は1部リーグ3位という成績で終え、上位の明治大学(52pt)、筑波大学(49pt)に次ぐ堂々の成績を収めました。
また、過去には総理大臣杯で準優勝を果たすなど、全国大会でも躍進。2025年度は「関東リーグ優勝」「総理大臣杯優勝」「インカレ2連覇」を目標に掲げ、三冠達成に向けたチーム強化に励んでいます。
少人数ながらも質の高い戦術理解と実行力を持ち、全国の舞台でも“東洋らしさ”を貫く戦いが高く評価されています。
個の成長と組織力を育てる指導方針
東洋大学サッカー部の最大の特徴は、約60名という少人数制を採用している点です。他大学と比較しても部員数が少ないことで、一人ひとりの成長に深く向き合える環境が整備されています。
「Stand out & Unite(個の輝きと組織の団結)」というスローガンのもと、プレーの質を高めるだけでなく、人間性・主体性・チームワークといった社会で活きる力を育む指導が実践されています。
また、チーム運営においては学生主体の取り組みも多く、先輩後輩間の信頼関係の構築、組織内の意思決定への参加などを通じて、実社会を見据えたリーダーシップも養われるのが特長です。
Jリーガー輩出にも注力する育成環境
競技力と育成方針の両立を図る東洋大学サッカー部は、Jリーグを目指す選手の育成にも力を入れています。1部リーグでの実戦経験を積める環境は、Jクラブのスカウトにとっても魅力的であり、近年は毎年のようにプロ内定者を輩出。
また、選手個人の進路支援にも注力しており、スタッフと連携したJクラブとのコンタクト機会の創出や、卒業後のキャリア形成に関するサポートも充実。このような体制が、学生が“競技と将来”を両立して考えられる要因となっています。
2025年度は、キャプテン・山之内佑成選手を中心に、全員が覚悟と自覚を持って三冠達成を目指しており、さらなる飛躍が期待されています。
組織を支えるスタッフ陣
東洋大学サッカー部の成長と成功を支えているのは、経験豊富なスタッフ陣の存在です。
- 総監督:道上 裕之(Michiue Hiroyuki)
- 監督:井上 卓也(Inoue Takuya)
- コーチ:野崎 桂太(Nozaki Keita)
- トレーナー:大橋 裕史(Ohashi Yuji)
特に井上監督は、コロナ禍を乗り越えたチームの精神的支柱として知られ、プレーできることへの感謝や社会的意識を部員に強く根付かせています。スタッフと選手が一丸となり、「人として・社会人として・サッカー選手として」成長する環境づくりを実践しています。
2025年の東洋大学サッカー部メンバー一覧
全国大会常連・関東大学リーグ1部に所属する東洋大学サッカー部。各ポジションにバランスよく人材を配し、主将・副将・主務を中心とした組織的なチーム運営を行っています。以下に、2025年の全メンバーをポジション別・背番号順でまとめました。
GK(ゴールキーパー)
- 背番号1:藤原 優希(Yuki Fujiwara)
- 背番号16:磯井 稜真(Ryoma Iwai)
- 背番号17:上村 倫士(Rinji Uemura)
- 背番号22:松田 聖也(Sena Matsuda)
- 背番号50:町田 佳祐(Keisuke Machida)
- 背番号59:中村 天音(Amane Nakamura)
DF(ディフェンダー)
- 背番号2:斉藤 秀輝(Hideki Saito)
- 背番号3:瀬山 航生(Kazuki Seyama)
- 背番号4:山本 虎(Tora Yamamoto)
- 背番号5:土橋 公哉(Koya Tsuchihashi)
- 背番号12:阿部 駿也(Shunya Abe)
- 背番号21:作本 優真(Yuma Sakumoto)
- 背番号23:高瀬 大也(Daiya Takase)
- 背番号25:中松 陽太(Yota Nakamatsu)
- 背番号26:青木 蓮人(Rento Aoki)
- 背番号28:市川 和弥(Kazuya Ichikawa)
- 背番号30:浅井 一彦(Kazuhiko Asai)
- 背番号34:徳永 崇人(Takato Tokunaga)
- 背番号35:福原 陽向(Hinata Fukuhara)
- 背番号36:山之内 佑成(Yusei Yamanouchi)※主将
- 背番号37:荒井 涼(Ryo Arai)
- 背番号40:内藤 天志(Tenshi Naito)
- 背番号46:岡部 タリクカナイ 颯斗(Tariqkanai Hayato Okabe)
- 背番号52:大橋 斗唯(Toui Ohashi)
- 背番号53:手塚 樹(Tatsuki Tezuka)
- 背番号54:西村 龍留(Toru Nishimura)※副将
- 背番号58:中村 琉聖(Ryusei Nakamura)
- 背番号61:長谷川 智紀(Tomoki Hasegawa)
- 背番号63:高須 侑歩(Roa Takasu)
- 背番号66:小澤 秀太郎(Shutaro Ozawa)
MF(ミッドフィルダー)
- 背番号6:高橋 愛翔(Manato Takahashi)
- 背番号7:上西 剛史(Takeshi Uenishi)
- 背番号8:生地 慶多(Keita Oiji)
- 背番号10:湯之前 匡史(Mahiro Yunomae)※副将
- 背番号11:小宮 纏己(Umi Komiya)
- 背番号14:丹野 豊芽(Hoga Tanno)
- 背番号18:松山 宗秀(Soshu Hiyama)
- 背番号19:篠原 佑岳(Yudai Shinohara)
- 背番号20:田制 裕作(Yusaku Tasei)
- 背番号24:山中 大智(Daichi Yamanaka)
- 背番号27:平山 京吾(Kyogo Hirayama)
- 背番号29:大内 完介(Kansuke Ouchi)
- 背番号31:楢崎 佑馬(Yuma Narazaki)
- 背番号32:藤田 成充(Narumi Fujita)
- 背番号33:北浦 悠月(Haruki Kitaura)
- 背番号38:仲野 隼斗(Hayato Nakano)
- 背番号39:高橋 輝(Hikaru Takahashi)
- 背番号41:鍋島 暖歩(Harumu Nabeshima)
- 背番号42:吉田 綾星(Ayase Yoshida)
- 背番号43:相澤 亮太(Ryota Aizawa)※副将
- 背番号48:東 胡次郎(Kojiro Higashi)
- 背番号51:松田 春文(Harufumi Matsuda)
- 背番号55:宮本 新(Arata Miyamoto)
- 背番号56:田村 心太郎(Shintaro Tamura)
- 背番号57:児平 陽大(Haruto Kodaira)
- 背番号60:吉満 迅(Jin Yoshimitsu)
- 背番号62:宮原 迅汰(Jinta Miyahara)
- 背番号64:関根 宏斗(Hiroto Sekine)
- 背番号65:原 希優羽(Kiyu Hara)
FW(フォワード)
- 背番号9:櫛田 和夢(Kazumu Kushida)
- 背番号13:石井 秀幸(Hideyuki Ishii)
- 背番号15:鄭 志錫(chon jisog)
- 背番号44:宮永 稜進(Reishin Miyanaga)
- 背番号45:村上 力己(Riki Murakami)※主務
- 背番号47:依田 悠希(Yuki Yoda)
- 背番号49:香取 武(Takeshi Katori)
※東洋大学サッカー部 公式サイトより
東洋大学サッカー部の注目選手紹介
2025年シーズンの戦いにおいて、チームの中心となるキープレイヤーたちをピックアップ。全国大会での経験を持つ選手やJクラブからの注目を集める存在、そして今後の成長が期待される1〜2年生の若手まで、それぞれの特徴とともに紹介します。
全国大会経験・Jスカウト注目選手
全国の舞台を経験し、Jリーグスカウトからも注目を集める実力派たち。
- 湯之前 匡央(MF/10番):全国経験に裏打ちされたゲームメイク力。副将としてチームを支える存在。
- 村上 力己(FW/45番):主将を務めるストライカー。フィジカルと得点感覚を武器にゴールを量産。
- 土橋 公哉(DF/5番):関東や関西の大学強豪との対戦経験も豊富で、守備の要として存在感を発揮。
- 上西 剛史(MF/7番):テクニックと運動量を兼ね備えたボックス・トゥ・ボックス型ミッドフィルダー。
スタメン常連の中核選手
リーグ戦を通して常に出場し、チームの中核を担う実力者たち。
- 福原 陽向(DF/35番):対人の強さとライン統率力で、最終ラインを支えるスタメン常連。
- 仲野 隼斗(MF/38番):豊富な運動量と展開力で中盤を掌握。攻守のバランスに優れたプレーヤー。
- 阿部 駿也(DF/12番):安定した守備対応とビルドアップ能力で信頼の厚いセンターバック。
- 鍋島 暖歩(MF/41番):攻撃の起点となる技術と視野の広さが光る、攻撃的MFの要。
今後が期待される1〜2年生の若手選手
これからの成長とブレイクが期待されるフレッシュな戦力たち。
- 松田 春文(MF/51番):1年生ながら落ち着いたプレーと高精度のパスで頭角を現す存在。
- 大橋 斗唯(DF/52番):スピードと対人能力に優れた新戦力。将来のセンターバック候補。
- 中村 琉聖(DF/58番):2年生の守備職人。堅実な対応と読みの良さで出場機会を増加中。
- 吉満 迅(MF/60番):攻撃センスと決定力に秀でた注目の若手。今季さらなる活躍が期待される。
進路とJリーグ実績|東洋大学からプロを目指す
東洋大学サッカー部は、大学サッカー界でも屈指の育成力を誇り、数多くの選手がJリーグの舞台へと羽ばたいています。プロ志望の選手にとって、実績ある東洋大学はまさに「成長の場」であり「挑戦の場」。ここでは、主なOB選手と、大学からプロを目指す魅力についてご紹介します。
Jリーグで活躍する主なOB選手
東洋大学からJリーグへと進んだ選手たちは、全国各地のクラブで活躍しています。彼らの存在は、在籍選手にとって大きな目標であり、後輩たちのロールモデルにもなっています。
- 原田 亘(はらだ わたる)選手|FC町田ゼルビア
抜群の運動量と守備対応で評価され、大学卒業後すぐにJの舞台へ。 - 榎本 大輝(えのもと だいき)選手|SC相模原
東洋大時代から注目を集めたアタッカー。J3でレギュラーを確保。 - 佐藤 諒(さとう りょう)選手|いわきFC(過去所属)
強靭なフィジカルと献身的な守備でプロ契約を勝ち取る。
このように、J1・J2・J3問わず、複数のクラブに人材を輩出しているのが東洋大学の強みです。
大学サッカー経由でプロを目指す魅力
高校卒業後すぐにプロ入りを選ばず、大学サッカーを経由する選手が増えているのには、明確な理由があります。
- 実戦経験が豊富
東洋大学は関東大学サッカーリーグ1部の強豪。全国レベルの対戦が日常的にあるため、高いレベルでのプレー経験を積むことができます。 - 4年間で心身ともに成長できる
フィジカルの強化、メンタル面の成熟、戦術理解など、プロで即戦力となるための基礎を大学でじっくり養成可能です。 - Jスカウトが注目する環境
関東1部リーグは、Jリーグのスカウトが頻繁に視察する舞台。東洋大の試合は常に注目されています。 - 進路支援体制も充実
プロ志望だけでなく、実業団・社会人リーグ・指導者など、多様な進路に対応したサポート体制が整っています。
まとめ|東洋大学サッカー部は“成長と飛躍”の舞台
東洋大学サッカー部は、関東大学サッカーリーグ1部の中でも安定した実績を誇り、多くの有望選手が所属する注目の強豪校です。2025年シーズンも、全国大会経験者やJクラブ注目選手をはじめ、スタメンを支える主力メンバー、さらには今後の飛躍が期待される若手選手が揃い、非常に層の厚いチーム構成となっています。
また、Jリーグクラブへの輩出実績や、プロを見据えた育成環境も整っており、「大学で真の実力をつけてからプロを目指す」という選手にとって理想的なステージといえるでしょう。
本記事「【2025年最新】東洋大学サッカー部、メンバー・ポジション一覧」では、最新の選手情報をポジション別に紹介し、注目選手や進路実績も深掘りしました。これから東洋大学サッカー部を志す選手・保護者・関係者の皆さまにとって、本記事が進路選択や情報収集の一助となれば幸いです。