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日本サッカーの“もう一つの頂点”を決める戦い、天皇杯2025がついに開幕します。
第105回を迎える今大会は、5月24日（土）・25日（日）に1回戦がスタート。Jクラブや大学、地域代表が一発勝負のノックアウト方式で激突し、全国の舞台で「ジャイアントキリング」が巻き起こる――そんな熱いシーズンがいよいよ始まろうとしています。
この記事では、
- 最新の試合日程（ラウンド別）
- 出場チーム一覧と注目ポイント
- 特例出場となる浦和レッズのスケジュール
など、クラブサポーターが今すぐ知っておきたい天皇杯情報をわかりやすくまとめました。
「うちのクラブはいつから参戦？」「会場はどこ？」「注目の組み合わせは？」
そんな疑問をこの記事でまるっと解決。
観戦の計画や応援準備にぜひお役立てください！
天皇杯2025とは？大会概要と見どころ
Jリーグとはひと味違う、全国88チームによる“日本サッカーのトーナメント戦”が、今年も帰ってきます。
天皇杯はプロ・アマ問わず、あらゆるカテゴリーのチームが一堂に会し、一発勝負で日本一を争う伝統ある大会です。Jリーグ王者でも、地域の大学や社会人クラブに敗れる可能性がある――そんな「下剋上」が毎年のように起きるのも、この大会ならでは。
ここでは、天皇杯2025の大会概要と注目のポイントをわかりやすくご紹介します。
大会日程と開催期間（全ラウンド一覧）
第105回「天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会」は、2025年5月24日（土）より順次開幕し、全国各地のスタジアムで熱戦が繰り広げられます。各ラウンドの日程と主な対戦スケジュールは以下の通りです。
※試合日程は予定です。天候などの事情により変更となる場合があります。
1回戦｜2025年5月24日（土）～2025年5月25日（日）開催
- No.1｜5月24日（土）
対戦：カマタマーレ讃岐（香川県代表） vs 高知ユナイテッドSC（高知県代表）＠Pikaraスタジアム
キックオフ：15:00 - No.2｜5月25日（日）
対戦：福井ユナイテッドFC（福井県代表） vs Honda FC（静岡県代表）＠テクノポート福井スタジアム
キックオフ：13:00 - No.3｜5月25日（日）
対戦：福山シティFC（広島県代表） vs FC徳島（徳島県代表）＠エディオンピースウイング広島
キックオフ：13:00 - No.4｜5月24日（土）
対戦：仙台大学（宮城県代表） vs 東洋大学（アマチュアシード）＠みやぎ生協めぐみ野フットボール場・Bグラウンド
キックオフ：13:00 - No.5｜5月25日（日）
対戦：福島ユナイテッドFC（福島県代表） vs 東京国際大学（埼玉県代表）＠とうほう・みんなのスタジアム
キックオフ：13:00 - No.6｜5月24日（土）
対戦：水戸ホーリーホック（J2） vs SC相模原（神奈川県代表）＠ケーズデンキスタジアム水戸
キックオフ：13:00 - No.7｜5月25日（日）
対戦：ラインメール青森（青森県代表） vs BTOP北海道（北海道代表）＠プライフーズスタジアム
キックオフ：13:00 - No.8｜5月25日（日）
対戦：ヴィアティン三重（三重県代表） vs 山梨学院大学PEGASUS（山梨県代表）＠三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 サッカー・ラグビー場メインG
キックオフ：13:00 - No.9｜5月25日（日）
対戦：FC今治（J2） vs 鹿児島ユナイテッドFC（鹿児島県代表）＠アシックス里山スタジアム
キックオフ：13:00 - No.10｜5月25日（日）
対戦：ザスパ群馬（群馬県代表） vs 法政大学（東京都代表）＠アースケア敷島サッカー・ラグビー場
キックオフ：13:00 - No.11｜5月25日（日）
対戦：RB大宮アルディージャ（J2） vs 筑波大学（茨城県代表）＠NACK5スタジアム大宮
キックオフ：14:00 - No.12｜5月25日（日）
対戦：沖縄SV（沖縄県代表） vs ヴェルスパ大分（大分県代表）＠沖縄県総合運動公園陸上競技場
キックオフ：13:00 - No.13｜5月25日（日）
対戦：ベルガロッソいわみ（島根県代表） vs ギラヴァンツ北九州（福岡県代表）＠島根県立浜山公園陸上競技場
キックオフ：13:00 - No.14｜5月24日（土）
対戦：Brew SAGA（佐賀県代表） vs イロンデル熊本FC（熊本県代表）＠SAGAサンライズパーク SAGAスタジアム
キックオフ：13:00 - No.15｜5月25日（日）
対戦：FCバレイン下関（山口県代表） vs 環太平洋大学FC（岡山県代表）＠セービング陸上競技場
キックオフ：13:00 - No.16｜5月24日（土）
対戦：FC岐阜（岐阜県代表） vs 富山新庄クラブ（富山県代表）＠新日本ガス球技メドウ
キックオフ：13:00 - No.17｜5月25日（日）
対戦：松本山雅FC（長野県代表） vs FC大阪（大阪府代表）＠サンプロ アルウィン
キックオフ：13:00 - No.18｜5月25日（日）
対戦：ツエーゲン金沢（石川県代表） vs 中京大学（愛知県代表）＠金沢ゴーゴーカレースタジアム
キックオフ：13:00 - No.19｜5月25日（日）
対戦：大分トリニータ（J2） vs レベニロッソNC（愛媛県代表）＠クラサスドーム大分
キックオフ：13:00 - No.20｜5月25日（日）
対戦：アルテリーヴォ和歌山（和歌山県代表） vs FC BASARA HYOGO（兵庫県代表）＠和歌山県紀三井寺公園陸上競技場
キックオフ：13:00 - No.21｜5月24日（土）
対戦：京都産業大学（京都府代表） vs 守山侍2000（滋賀県代表）＠たけびしスタジアム京都
キックオフ：13:00 - No.22｜5月25日（日）
対戦：カターレ富山（J2） vs 順天堂大学（千葉県代表）＠高岡スポーツコア サッカー・ラグビー場
キックオフ：13:00 - No.23｜5月24日（土）
対戦：奈良クラブ（奈良県代表） vs 新潟医療福祉大学（新潟県代表）＠ロートフィールド奈良
キックオフ：13:00 - No.24｜5月25日（日）
対戦：いわてグルージャ盛岡（岩手県代表） vs ノースアジア大学（秋田県代表）＠いわぎんスタジアム
キックオフ：13:00 - No.25｜5月24日（土）
対戦：栃木SC（栃木県代表） vs 大山サッカークラブ（山形県代表）＠栃木県グリーンスタジアム
キックオフ：13:00 - No.26｜5月24日（土）
対戦：愛媛FC（J2） vs 三菱重工長崎SC（長崎県代表）＠ニンジニアスタジアム
キックオフ：13:00 - No.27｜5月24日（土）
対戦：ヴェロスクロノス都農（宮崎県代表） vs ガイナーレ鳥取（鳥取県代表）＠いちご宮崎新富サッカー場
キックオフ：13:00
2回戦｜2025年6月11日（水）〜6月18日（水）開催
- No.28｜6月11日（水）
対戦：ヴィッセル神戸（J1） vs No.1の勝者＠ノエビアスタジアム神戸
キックオフ：19:00 - No.29｜6月11日（水）
対戦：ヴァンフォーレ甲府（J2） vs No.2の勝者＠JITリサイクルインクスタジアム
キックオフ：19:00 - No.30｜6月11日（水）
対戦：アルビレックス新潟（J1） vs No.3の勝者＠デンカビッグスワンスタジアム
キックオフ：19:00 - No.31｜6月11日（水）
対戦：柏レイソル（J1） vs No.4の勝者＠三協フロンテア柏スタジアム
キックオフ：19:00 - No.32｜6月11日（水）
対戦：川崎フロンターレ（J1） vs No.5の勝者＠Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
キックオフ：19:00 - No.33｜6月11日（水）
対戦：ジュビロ磐田（J2） vs No.6の勝者＠ヤマハスタジアム（磐田）
キックオフ：19:00 - No.34｜6月11日（水）
対戦：横浜F・マリノス（J1） vs No.7の勝者＠ニッパツ三ツ沢球技場
キックオフ：18:30 - No.35｜6月11日（水）
対戦：いわきFC（J2） vs ブラウブリッツ秋田（J2）＠ハワイアンズスタジアムいわき
キックオフ：19:00 - No.36｜6月18日（水）
対戦：ガンバ大阪（J1） vs No.8の勝者＠パナソニック スタジアム 吹田
キックオフ：19:00 - No.37｜6月11日（水）
対戦：モンテディオ山形（J2） vs No.9の勝者＠NDソフトスタジアム山形
キックオフ：19:00 - No.38｜6月11日（水）
対戦：鹿島アントラーズ（J1） vs No.10の勝者＠茨城県立カシマサッカースタジアム
キックオフ：19:00 - No.39｜6月11日（水）
対戦：V・ファーレン長崎（J2） vs No.11の勝者＠PEACE STADIUM Connected by SoftBank
キックオフ：19:00 - No.40｜6月11日（水）
対戦：アビスパ福岡（J1） vs No.12の勝者＠ベスト電器スタジアム
キックオフ：19:00 - No.41｜6月11日（水）
対戦：ファジアーノ岡山（J1） vs No.13の勝者＠JFE晴れの国スタジアム
キックオフ：19:00 - No.42｜6月11日（水）
対戦：サンフレッチェ広島（J1） vs No.14の勝者＠福山通運ローズスタジアム
キックオフ：18:30 - No.43｜6月11日（水）
対戦：藤枝MYFC（J2） vs No.15の勝者＠藤枝総合運動公園サッカー場
キックオフ：19:00 - No.44｜6月11日（水）
対戦：湘南ベルマーレ（J1） vs No.16の勝者＠レモンガススタジアム平塚
キックオフ：19:00 - No.45｜6月11日（水）
対戦：清水エスパルス（J1） vs No.17の勝者＠IAIスタジアム日本平
キックオフ：19:00 - No.46｜6月18日（水）
対戦：FC東京（J1） vs No.18の勝者＠味の素スタジアム
キックオフ：19:00 - No.47｜6月18日（水）
対戦：北海道コンサドーレ札幌（J2） vs No.19の勝者＠大和ハウス プレミストドーム
キックオフ：19:00 - No.48｜6月11日（水）
対戦：セレッソ大阪（J1） vs No.20の勝者＠ヨドコウ桜スタジアム
キックオフ：19:00 - No.49｜6月11日（水）
対戦：徳島ヴォルティス（J2） vs レノファ山口FC（J2）＠鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
キックオフ：18:30 - No.50｜6月11日（水）
対戦：FC町田ゼルビア（J1） vs No.21の勝者＠町田GIONスタジアム
キックオフ：18:30 - No.51｜6月11日（水）
対戦：ベガルタ仙台（J2） vs No.22の勝者＠キューアンドエースタジアムみやぎ
キックオフ：19:00 - No.52｜6月11日（水）
対戦：京都サンガF.C.（J1） vs No.23の勝者＠サンガスタジアム by KYOCERA
キックオフ：19:00 - No.53｜6月18日（水）
対戦：横浜FC（J1） vs No.24の勝者＠ニッパツ三ツ沢球技場
キックオフ：18:30 - No.54｜6月11日（水）
対戦：東京ヴェルディ（J1） vs No.25の勝者＠味の素スタジアム
キックオフ：19:00 - No.55｜6月11日（水）
対戦：サガン鳥栖（J2） vs No.26の勝者＠駅前不動産スタジアム
キックオフ：19:00 - No.56｜6月11日（水）
対戦：名古屋グランパス（J1） vs No.27の勝者＠豊田スタジアム
キックオフ：18:30 - No.57｜6月11日（水）
対戦：ジェフユナイテッド千葉（J2） vs ロアッソ熊本（J2）＠フクダ電子アリーナ
キックオフ：19:00
3回戦｜開催日：7月16日(水)
- 試合日程未定
ラウンド16（4回戦）｜開催日：8月6日(水)
※このラウンドから浦和レッズが出場
- 試合詳細未定
準々決勝｜開催日：8月27日(水)
- 試合詳細未定
準決勝｜開催日：11月16日(日)
- 試合詳細未定
決勝戦｜開催日：11月22日(土)
- 試合詳細未定
天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会、大会・試合（公式サイト）
試合方式とトーナメント形式
天皇杯2025は、ノックアウト（敗退）方式で行われます。
出場チームはJ1・J2の計40クラブ、J3上位3クラブ、アマチュアシード（大学）、各都道府県代表の47チームを合わせた計88チーム。一度の敗戦が即終了という厳しい形式で、全国の頂点を目指して戦います。
- 全試合90分＋延長戦＋PK戦（必要時）
- 再試合なしの完全決着制
- ラウンドごとに抽選により対戦カード決定（トーナメント表は後日公開）
プロクラブでも気を抜けない試合が続き、毎年全国各地でドラマが生まれます。
注目ポイント（浦和レッズの特別出場・東洋大学の初参戦）
■ 浦和レッズは4回戦（ラウンド16）から登場
2025年6月からアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップに出場する浦和レッズは、特例として天皇杯ではラウンド16（4回戦）からの参戦となります。
これに伴い、通常は2回戦から登場するJ2下位・J3上位の計6チームが1回戦から出場する形となりました。
- 1回戦出場のJクラブ：水戸、大分、愛媛（J2下位）／大宮、今治、富山（J3上位）
■ 東洋大学がアマチュアシードで初出場
アマチュアシードには、前回大会の大学勢最上位を輩出した「全日本大学サッカー連盟」から、東洋大学が初選出されました。
関東大学サッカーリーグ所属の強豪が、全国の舞台でJクラブに挑む姿も見どころの一つです。
天皇杯2025｜全ラウンドの試合日程一覧
天皇杯の試合日程は、どのラウンドも“平日開催”が基本です。
観戦に向けて日程を早めにチェックしておくことは、クラブサポーターにとって重要な準備のひとつ。
特に今大会では、浦和レッズのラウンド16からの特例出場や、J2下位・J3上位クラブの1回戦からの参戦といった通常とは異なるスケジュールが組まれています。
ここでは、天皇杯2025の全ラウンドの試合日程をわかりやすくまとめました。
応援するクラブの登場タイミングを見逃さないよう、ぜひチェックしておきましょう！
1回戦｜2025年5月24日(土)・25日(日)
1回戦は、都道府県代表チームに加え、一部のJクラブやアマチュアシードチームが出場するラウンドです。
特に注目は、例年より早いタイミングで登場するJクラブの存在です。
■2025年天皇杯出場チーム（47都道府県）
- 【北海道】BTOP北海道（2年ぶり2回目の出場）
- 【青森県】ラインメール青森（第100回大会以来4回目の出場）
- 【岩手県】いわてグルージャ盛岡（5年連続18回目の出場）
- 【宮城県】仙台大学（第99回大会以来4回目の出場）
- 【秋田県】ノースアジア大学（2年ぶり3回目の出場）
- 【山形県】大山サッカークラブ（2年連続4回目の出場）
- 【福島県】福島ユナイテッドFC（4年連続13回目の出場）
- 【茨城県】筑波大学（4年連続35回目の出場）
- 【栃木県】栃木SC（5年連続25回目の出場）
- 【群馬県】ザスパ群馬（5年連続22回目の出場）
- 【埼玉県】東京国際大学（第100回大会以来8回目の出場）
- 【千葉県】順天堂大学（第101回大会以来17回目の出場）
- 【東京都】法政大学（第99回大会以来14回目の出場）
- 【神奈川県】SC相模原（3年連続4回目の出場）
- 【新潟県】新潟医療福祉大学（2年ぶり8回目の出場）
- 【富山県】富山新庄クラブ（第100回大会以来8回目の出場）
- 【石川県】ツエーゲン金沢（5年連続21回目の出場）
- 【福井県】福井ユナイテッドFC（14年連続17回目の出場）
- 【山梨県】山梨学院大学PEGASUS（4年連続7回目の出場）
- 【長野県】松本山雅FC（第102回大会以来17回目の出場）
- 【岐阜県】FC岐阜（5年連続19回目の出場）
- 【静岡県】Honda FC（10年連続45回目の出場）
- 【愛知県】中京大学（2年連続9回目の出場）
- 【三重県】ヴィアティン三重（3年連続5回目の出場）
- 【滋賀県】守山侍2000（初出場）
- 【京都府】京都産業大学（2年連続7回目の出場）
- 【大阪府】FC大阪（第101回大会以来7回目の出場）
- 【兵庫県】FC BASARA HYOGO（初出場）
- 【奈良県】奈良クラブ（4年連続16回目の出場）
- 【和歌山県】アルテリーヴォ和歌山（17年連続17回目の出場）
- 【鳥取県】ガイナーレ鳥取（5年連続27回目の出場）
- 【島根県】ベルガロッソいわみ（3年連続4回目の出場）
- 【岡山県】環太平洋大学FC（初出場）
- 【広島県】福山シティFC（2年連続5回目の出場）
- 【山口県】FCバレイン下関（3年連続5回目の出場）
- 【徳島県】FC徳島（10年連続10回目の出場）
- 【香川県】カマタマーレ讃岐（3年連続25回目の出場）
- 【愛媛県】レベニロッソNC（初出場）
- 【高知県】高知ユナイテッドSC（10年連続10回目の出場）
- 【福岡県】ギラヴァンツ北九州（5年連続16回目の出場）
- 【佐賀県】Brew SAGA（2年ぶり12回目の出場）
- 【長崎県】三菱重工長崎SC（3年連続12回目の出場）
- 【熊本県】イロンデル熊本FC（初出場）
- 【大分県】ヴェルスパ大分（2年ぶり14回目の出場）
- 【宮崎県】ヴェロスクロノス都農（第95回大会以来2回目の出場）
- 【鹿児島県】鹿児島ユナイテッドFC（5年連続11回目の出場）
- 【沖縄県】沖縄SV（2年連続6回目の出場）
- 【アマチュアシード】東洋大学（初出場／大学連盟選出）
このラウンドでは、Jクラブ vs 地元代表の“番狂わせ”に注目が集まります。
地域密着型クラブが全国の舞台でどんな戦いを見せるのか、毎年の見どころです。
2回戦｜6月11日(水)
2回戦では、いよいよJ1クラブとJ2クラブ（※一部を除く）が登場。
1回戦を勝ち上がったチームとの対戦となり、本格的な「プロ勢 vs 地域・大学勢」の戦いがスタートします。
■出場予定チーム
- J1全クラブ（浦和レッズを除く19クラブ）
- J2クラブ（1回戦から出場する6クラブを除く14クラブ）
- 1回戦勝者（47都道府県代表・J3・アマ）
このラウンドから観客動員数や注目度が一気に高まり、スタジアムの雰囲気も“天皇杯らしさ”が強まるラウンドです。
3回戦以降の日程（ラウンド16～決勝まで）
3回戦以降は、勝ち残った強豪同士の対戦が増え、見応えあるカードが並びます。
特に4回戦（ラウンド16）からは、FIFAクラブワールドカップ出場の影響で日程が調整された浦和レッズが登場します。
■試合スケジュール（予定）
- 3回戦｜7月16日(水)
- ラウンド16（4回戦）｜8月6日(水)
└ 浦和レッズがここから登場 - 準々決勝｜8月27日(水)
- 準決勝｜11月16日(日)
- 決勝戦｜11月22日(土)
各ラウンドの組み合わせや会場は、JFAまたはクラブ公式サイトで後日発表予定です。
特に準決勝・決勝は全国からファンが集まる大一番となるため、早めのチケット確保がカギになります。
JFA公式サイト：大会日程について 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会
天皇杯2025の出場チーム一覧
天皇杯2025には、Jリーグ所属クラブだけでなく、大学や地域代表など全国から全88チームが出場します。
「いつも応援しているクラブはどこから出場？」「アマチュアや地域代表はどうやって決まるの？」といった疑問にお応えするため、ここでは出場チームの構成と出場ルールをカテゴリ別に整理しました。
J1・J2・J3クラブの出場内訳
天皇杯2025には、J1・J2・J3から合計43クラブが参加します（※2024年シーズンの所属リーグに基づく）。
■J1クラブ（20チーム）※浦和レッズは特例で4回戦から出場
- 通常は2回戦からの出場
- 浦和レッズのみ、FIFAクラブワールドカップ出場の関係で「ラウンド16（4回戦）」から出場開始
■ J2クラブ（20チーム）
- 通常は2回戦から出場
- ただし、J2リーグ15～17位のクラブは1回戦から出場 - 水戸ホーリーホック
– 大分トリニータ
– 愛媛FC
■ J3クラブ（3チーム）
- 2024年J3リーグ1～3位チームが1回戦から出場 - RB大宮アルディージャ
– FC今治
– カターレ富山
これにより、1回戦から出場するJクラブは6チームとなります。
ファンにとっては、例年よりも早く自クラブの試合が観られる可能性がある注目ポイントです。
アマチュアシード枠（東洋大学）
天皇杯では、毎年1枠、大学・社会人などのアマチュア最上位チームに与えられる「アマチュアシード枠」が設定されています。
2025年大会では、前回大会の成績などを踏まえ、
「全日本大学サッカー連盟」より東洋大学が選出されました（※初出場）。
関東大学リーグ屈指の強豪として知られる東洋大が、初めてJクラブや地域代表と公式戦で対戦する舞台となり、注目が集まります。
都道府県代表チームとその決定方法
都道府県代表は、全国47都道府県で行われる予選（天皇杯都道府県代表決定戦）を勝ち抜いたチームが出場します。
この枠は、社会人クラブ、大学、高校まで幅広いカテゴリーから参加可能で、「地元チームの躍進」が毎年話題になる要素でもあります。
■代表決定方法のポイント
- 各都道府県サッカー協会が主催する予選トーナメント（例：○○県サッカー選手権）
- 優勝チームが天皇杯本戦の1回戦に進出
- 一部の代表は地域リーグや大学リーグの強豪校が担うことも
予選の多くは3月〜5月上旬に実施され、代表が出揃うのは本大会の直前となる見込みです。
浦和レッズは4回戦から出場｜特例措置の背景
天皇杯2025では、J1の強豪クラブ「浦和レッズ」が異例のスケジュールで登場します。
通常はJ1クラブ全チームが2回戦から出場する天皇杯ですが、浦和レッズは“ラウンド16（4回戦）”からの出場が特例として認められました。
この背景には、国際大会との日程重複という特別な事情があります。
ここでは、その理由と、影響を受ける他クラブの対応について詳しく解説します。
FIFAクラブワールドカップ2025に伴う特例
2025年6月15日(日)～7月14日(月)（日本時間）にかけて、アメリカでFIFAクラブワールドカップ2025（CWC）が開催されます。
浦和レッズはアジア代表としてこの大会に出場が決定しており、
国内カップ戦である天皇杯とスケジュールが重複する可能性が高くなっています。
そのため日本サッカー協会（JFA）は、日程上の負担とコンディションを考慮し、
浦和レッズは天皇杯では「4回戦（ラウンド16）」からの出場とする特例措置を決定しました。
これは、FIFA主催大会との兼ね合いによる特別措置であり、第105回大会限定の対応です。
天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 大会日程について（浦和レッズ公式サイト）
J2・J3クラブの1回戦出場の影響
浦和レッズが1ラウンド分スキップすることで、トーナメント全体のバランスを取る必要が生じました。
これにより、例年であれば2回戦から出場するはずのJ2・J3の一部クラブが「1回戦からの出場」に繰り上げとなります。
■対象クラブ（計6クラブ）
- 【J2リーグ15〜17位（2024年時点）】
– 水戸ホーリーホック
– 大分トリニータ
– 愛媛FC - 【J3リーグ1〜3位（2024年時点）】
– RB大宮アルディージャ
– FC今治
– カターレ富山
この措置によって、これらのクラブは通常より1試合多く勝ち進まなければならない状況となります。
一方で、サポーターにとっては天皇杯の舞台で自クラブが1試合でも多くプレーするチャンスでもあり、応援のしがいがあるラウンドとも言えるでしょう。
まとめ｜クラブサポーターはいつ応援の準備を始める？
天皇杯2025は、Jクラブ・アマチュア・地域代表が入り乱れて戦う、日本サッカーならではの一発勝負の大会です。
特にクラブサポーターにとっては、普段のリーグ戦とは違う“真剣勝負のトーナメント”をどう戦うかが大きな注目ポイント。
今年の大会は、5月24日(土)・25日(日)の1回戦からスタート。
J2下位・J3上位の一部クラブは、例年より早く登場することになるため、「うちのクラブはいつ出るのか？」といった情報を早めにチェックしておくことが重要です。
応援の準備は今から！チェックすべきポイント
- クラブの出場ラウンドを確認
└ 例年と異なり、1回戦から出場するJクラブもあります - キックオフ日・会場の発表時期を追う
└ 組み合わせ・会場は後日発表。クラブ公式やJFAの続報に注目 - 現地観戦 or 配信視聴の準備を進める
└ 天皇杯は地方開催も多いため、チケット確保と交通手段の確認を早めに
全国のどこかで、あなたのクラブが“番狂わせの主役”にも、“被害者”にもなるかもしれない??。
だからこそ、天皇杯はクラブサポーターにとって特別な大会なのです。
今のうちからスケジュールを確認し、応援体制を整えておくことで、より深く、より熱く天皇杯を楽しめます。
次の試合情報や組み合わせが発表されたら、随時このページでも最新情報を更新していきます。ぜひブックマークを！
