奈良クラブが延長戦で新潟医療福祉大学を下す、2回戦はJ1京都サンガと対戦へ|天皇杯2025 1回戦

第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦が5月24日に行われ、奈良県代表の奈良クラブ(J3)が、新潟県代表の新潟医療福祉大学を3-1で下し、2回戦進出を決めた。試合は奈良市のロートフィールド奈良で開催された。

先制したのは奈良クラブ。前半25分、右サイドからのクロスにMF中島賢星が頭で合わせてゴールを決め、試合を優位に進めた。しかし後半30分、相手に同点ゴールを許し、試合は延長戦に突入する展開となった。

延長戦では、奈良クラブが地力を見せた。延長前半17分、右サイドからの折り返しに反応したMF川谷凪が冷静にゴールを決め、再びリードを奪う。さらに延長後半16分には、ゴール前のこぼれ球をFW田村翔太が押し込み、勝負を決定づけた。

最後まで攻めの姿勢を崩さなかった奈良クラブが、大学勢の粘りを振り切るかたちで3-1の勝利。2回戦では、6月11日にJ1の京都サンガF.C.と対戦する。会場は京都のホームスタジアムが予定されており、奈良と京都の“近畿決戦”として注目の一戦となる。

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