ラインメール青森、BTOP北海道に5発快勝!J1横浜FMとの2回戦へ|天皇杯2025

第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦が5月25日に各地で行われ、青森県代表のラインメール青森が、北海道代表のBTOP北海道に5―0で快勝。2回戦進出を決めた。

舞台は八戸市のプライフーズスタジアム。5年ぶり4回目の出場となったラインメール青森は、地元サポーターの声援を背に、序盤から試合の主導権を握る。

前半14分、フォワードの有田光希がスルーパスに抜け出し、冷静に決めて先制。守っては、青森山田高校出身でチーム5年目の守護神廣末陸が的確なセービングでチームを支える。

後半も青森の勢いは衰えず、12分に長嶋風太が追加点。さらにその7分後には再び有田がネットを揺らし、スコアは3―0に。その後も2点を加えて、最終的に5得点を奪う圧巻の内容で初戦を突破した。

試合後、原崎政人監督は「前半はなかなかうまくいかなかったが、後半はしっかり得点できた。失点もゼロで終えられてよかった」と手応えを語った。「雨の中、たくさんの方が駆けつけてくれて、一緒に勝利を喜べた」と感謝の言葉も口にした。

2得点の活躍を見せた有田は「青森県内で天皇杯を戦えるのは特別なこと。自分たちのサッカーができたし、楽しんでプレーできた」と振り返った。次戦はJ1・横浜F・マリノスとの対戦となるが、「思い切りぶつかって、力を出し切りたい」と意気込んだ。

2回戦は6月11日、J1の強豪・横浜F・マリノスと対戦する。青森の街を背負う地域クラブが、全国の舞台で再び大きな挑戦に臨む。

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