【天皇杯2025】静岡県代表・Honda FC、初戦は5月25日(日)福井ユナイテッドFCと対戦

第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会がいよいよ開幕を迎える。静岡県代表として出場するのは、JFL(日本フットボールリーグ)所属のHonda FC。初戦は5月25日(日)午後1時、福井テクノポートスタジアムにて、地元・福井県代表の福井ユナイテッドFCと対戦する。

Honda FCは、5月11日に愛鷹多目的競技場で行われた「2025年度静岡県サッカー選手権大会」決勝で、東海社会人リーグの岳南Fモスペリオと対戦。2―1で競り勝ち、10年連続45回目の本大会出場を決めた。

試合は前半31分に先制点を挙げながらも、後半12分に同点に追いつかれる苦しい展開となった。押し込まれる時間が続く中、勝負を決めたのは後半32分のセットプレーだった。右CKからDF川浪龍平が右足で合わせて決勝点。年に一度あるかないかという自身のセットプレーでの得点が、チームを全国の舞台へと導いた。

「勝って当たり前」と見られる格下との対戦は、むしろ重圧のかかる一戦となったが、指揮を執る糸数昌太監督は「はね返して勝ち切れたのは大きい」と選手たちの粘りを称えた。

Honda FCは天皇杯において、これまでもJリーグクラブを次々と破る“ジャイアントキラー”として知られてきた。今大会のトーナメントでは、1回戦を勝ち上がれば、2回戦でJ2のヴァンフォーレ甲府、さらに順当であれば3回戦でJ1・ヴィッセル神戸との対戦が見込まれている。

「J1、J2クラブを破って、目標はベスト16」と語るのは、決勝点を決めた川浪。指揮官も「Hondaの存在感を誇示する大会」と位置づける今大会で、再びアマチュアの底力を見せつける戦いが期待される。

Honda FCが挑む全国の舞台。初戦から緊張感あふれる一戦となりそうだ。

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