【天皇杯2025】愛知県代表・中京大学、初戦は5月25日(日)J3ツエーゲン金沢と対戦

第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦が5月25日(日)に行われる。愛知県代表として出場する中京大学は、金沢市のゴーゴーカレースタジアム(通称:ゴースタ)にて、石川県代表のツエーゲン金沢と対戦する。キックオフは午後1時を予定している。

中京大学は、5月10日に岡崎市のマルヤス岡崎龍北スタジアムで行われた「AIFA第30回愛知県サッカー選手権大会」決勝において、JFL所属のFCマルヤス岡崎と対戦。90分間の前後半、そして延長戦を通じてスコアは動かず、0-0のまま突入したPK戦を4-3で制し、2年連続9回目の天皇杯出場を決めた。

試合は序盤から格上のマルヤス岡崎に押し込まれる展開となったが、中京大は粘り強い守備で応戦。後半にはセットプレーを起点に幾度かゴールへ迫る場面を見せ、終盤は互角の攻防を繰り広げた。

運命のPK戦では1人目のキッカーが相手GKに阻まれる苦しい立ち上がりとなったが、そこからチームは冷静さを取り戻し、続く4人全員が成功。対するマルヤス岡崎が3人目と5人目で失敗し、PKスコア4-3で中京大学が勝利を収めた。

PK戦勝利の立役者となったのは、ゴールを守った1年生GK・谷直将選手。試合を通して安定したプレーを見せ、PK戦でも動じることなく対応。勝利が決まった瞬間、ピッチ上の選手たちが真っ先に駆け寄り、その健闘をたたえた。

今回の1回戦で中京大学が対戦するのは、石川県代表のツエーゲン金沢。Jクラブを相手に大学勢がどこまで食らいつけるかが注目される。なお、ツエーゲン金沢は今季J3からJ2に昇格し、攻守に隙の少ない戦力を備える難敵だ。

それでも、中京大学は昨年の天皇杯でもJクラブ相手に善戦しており、今回も粘り強い守備と勝負強さを武器に、“学生旋風”の再来を狙う。大学サッカー界の雄が挑む全国の舞台。初戦から目が離せない一戦となる。

人気ランキングRANKING

おすすめ記事RECOMMEND

注目タグPOPULAR TAG

サッカー関連公式サイト一覧