【天皇杯2025】岩手県代表・いわてグルージャ盛岡、初戦は5月25日(日)ノースアジア大学と対戦

第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会が開幕する。岩手県代表のいわてグルージャ盛岡(JFL)は、5月25日(日)午後1時から、いわぎんスタジアムで秋田県代表のノースアジア大学と1回戦を戦う。

いわてグルージャ盛岡は、5月11日に行われた「第75回岩手県サッカー選手権大会」決勝で富士大学と対戦し、延長戦の末に2―1で勝利。5年連続18回目の天皇杯出場を決めた。序盤は苦しい展開となり、前半に失点を喫したものの、後半にFW藤本憲明のゴールで同点に追いつくと、延長前半には再び藤本が決め、逆転に成功。そのまま逃げ切って代表の座を勝ち取った。

星川敬監督は試合後、「リーグ戦ではなく天皇杯なので、メンバー構成はややミックスした形で臨んだが、前半はやりたいことが出せなかった。不用意なミスで失点したことが悔やまれる」と試合を総括。その上で、「90分で決めたかったが、勝つことの難しさを改めて感じた。延長戦でも勝てたことには意味がある」と振り返った。

2得点を挙げた藤本は、この日グルージャの全得点を記録。後半の同点弾に加え、延長戦ではこぼれ球を冷静に沈めるなど、勝負強さを発揮した。

チームは現在JFLに所属し、今季はリーグ戦で苦戦を強いられているが、星川監督は「サポーターの皆さんの前で勝利を見せたい。反攻の5月として、天皇杯からいい流れを作っていきたい」と語り、再浮上に向けた意気込みを見せた。

この試合に勝利すれば、6月18日にJ1の横浜FCとの2回戦(@ニッパツ三ツ沢球技場)に進むことができる。全国の舞台で再び存在感を示すことができるか、岩手の代表としての戦いに注目が集まる。

人気ランキングRANKING

おすすめ記事RECOMMEND

注目タグPOPULAR TAG

サッカー関連公式サイト一覧