第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会は、5月24日(日)に1回戦が開幕する。宮崎県代表として出場するのは、九州リーグ所属のヴェロスクロノス都農。地元・いちご宮崎新富サッカー場(新富町)にて、J3のガイナーレ鳥取と対戦する。
都農は、5月11日に行われた宮崎県代表決定戦で、同じくJ3のテゲバジャーロ宮崎を2―0で破って出場権を獲得した。前半25分にFW酒井信磨選手が先制ゴールを決め、後半17分にはDF井上将弥選手が追加点。昨年と同じ顔合わせとなった決勝戦で、前年の0―2の雪辱を果たした。
ヴェロスクロノス都農にとっては、2015年大会(当時は前身の「J.FC MIYAZAKI」)以来10年ぶり、2度目の天皇杯本戦出場となる。チームは都農町を拠点に活動し、昨年まで九州リーグを2年連続で制覇。JFL昇格を目指し、地域チャンピオンズリーグにも出場してきた。
今季のリーグ戦でもここまで4戦全勝と好調を維持しており、勢いそのままに天皇杯でも結果が期待される。プロクラブ相手に金星を挙げた勢いを保ち、ホームでの初戦で再び“ジャイアントキリング”を狙う。