「国士舘大学サッカー部の最新メンバーを確認したいけれど、公式情報だけでは全体像がわかりづらい」
「学年や出身校まで一覧で見られるページがあれば便利なのに」――
そんな声に応えるべく、本記事では2025年シーズンに在籍する国士舘大学サッカー部の選手情報を、学年別・出身校付きで一覧化しました。
加えて、Jクラブから注目を集める注目選手や、全国大会出場経験のあるメンバー、将来が期待される若手など、キープレイヤーの紹介も充実。また、過去の進路実績やJリーガー輩出情報もまとめており、進学希望者やスカウト関係者、大学サッカーファンにとっても有益な構成となっています。
国士舘大学は関東大学リーグ1部での活躍を続ける伝統校であり、育成型のチームとしても知られています。
本記事を通じて、今の国士舘大学サッカー部がどのような選手構成で戦っているのか、チームの実力と未来がひと目でわかるように整理しました。
国士舘大学サッカー部とは?
国士舘大学サッカー部は、関東大学リーグ1部に所属し、長年にわたって全国大会でも活躍してきた伝統ある強豪校です。
「全国に通用する選手の育成」「人間力を高める指導」を軸に、競技力と教育の両立を目指すクラブとして、大学サッカー界でも一目置かれる存在となっています。
2024年シーズンは関東大学リーグ1部において6勝7分9敗(勝点25)で10位という結果に終わったものの、接戦を演じた試合も多く、下位に沈んだとはいえ一定の競争力を示したシーズンでした。今後の巻き返しと若手選手の台頭が期待されています。
全国大会常連校としての強みと実績
国士舘大学はこれまでに、全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)や総理大臣杯など、全国規模の大会に継続的に出場しており、関東圏外でもその名を知られる存在です。特に1980年代〜1990年代にかけては、全国優勝や上位進出の常連として確かな地位を築き、以後もJリーガーを数多く輩出してきました。
現在のチームも、Jユースや全国大会出場経験を持つ選手が数多く在籍しており、「無名からでも這い上がれる環境」「成長を実感できる指導方針」が、選手たちの競争力を高めています。
近年はリーグ戦中位〜下位での戦いが続いているものの、確かな基盤と実績を持つ国士舘大学は、再び全国の舞台で上位を狙えるポテンシャルを十分に秘めているチームです。
所属リーグ・指導体制・育成方針
2025年現在、国士舘大学サッカー部は関東大学サッカーリーグ1部に所属。
このリーグは全国屈指の実力校が集うハイレベルな競争環境であり、各試合にはJクラブのスカウトも多数視察に訪れるため、選手にとっては実力を示す絶好の舞台となっています。
指導体制は複数のコーチ陣によって構成され、実戦経験と理論に基づいた多角的なアプローチが特徴です。
現在は細田三二監督代行を中心に、GKコーチの前田隆司氏や、各ポジションに専門のコーチ(石川健太郎氏、伊藤卓氏、松崎泰樹氏、西田祐士氏 ほか)を配置。さらにテクニカルアドバイザーの大澤英雄氏が戦術的な補強を支えています。
選手一人ひとりに寄り添う指導スタイルと、実践を重視した育成方針により、技術だけでなく「チームで戦う力」や「勝負所での判断力」も養われる環境が整っています。
このように、国士舘大学サッカー部は単なる結果だけでなく、選手の総合的な成長を大切にする指導哲学に支えられたクラブです。
2025年の国士舘大学サッカー部メンバー一覧
国士舘大学サッカー部には、全国大会常連校やJユース出身者を含む多彩な選手が在籍しています。ここでは、2025年時点での在籍メンバーを学年別・出身校付きで一覧化。
特に「どの高校・ユースから進学しているのか?」という情報は、進路を検討する高校生やスカウト関係者、大学サッカーに関心のあるファンにとって重要な視点です。
最新の在籍状況を把握する参考としてご活用ください。
4年生メンバー一覧
- 石橋 颯(瀬戸内高校)
- 小川 真尋(東海大福岡高校)
- 沖原 章仁(柏U‐18)
- 小澤 俊介(横浜F・MY)
- 加藤 雅久(北越高校)
- 加藤 史也(久御山高校)
- キム ミンホ(東海大福岡高校)
- 倉田 晃士朗(日章学園高校)
- 栗原 丈(日本大学藤沢高校)
- 古賀 照也(日章学園高校)
- 小西 慶太郎(鹿島学園高校)
- 小屋 諒征(佐賀東高校)
- 佐藤 聡史(東福岡高校)
- 新堀 陽斗(丸岡高校)
- 仙石 大弥(青森山田高校)
- 髙橋 拓輝(仙台育英高校)
- 中村 晃大(丸岡高校)
- 仲村 凌汰(横浜F・MY)
- 畑橋 拓輝(三菱養和SC・Y)
- 濱中 英太郎(日本大学藤沢高校)
- 東川 続(四国学院香川西高校)
- 日髙 駿佑(東福岡高校)
- 平松 直也(日大三島高校)
- 大森 彗斗(国士舘高校)
- 小田切 一平(狭山ヶ丘高校)
- 金田 璃空(埼玉平成高校)
- 狩野 遥人(聖和学園高校)
- 北嶋 陸(国士舘高校)
- 木村 一平(千葉U-18)
- 草間 彬(国士舘高校)
- 小池 優斗(桐生第一高校)
- 小林 開【学連】(前橋高校)
- 佐々木 魁馬(湘南学院高校)
- 佐藤 大地(狭山ヶ丘高校)
- 伊達 龍栄(藤井学園寒川高校)
- 平山 拓(福島東高校)
- 藤田 健太郎(浦和東高校)
- 船戸 詩季(町田Y)
- 松山 ジョセフ丈(狭山ヶ丘高校)
- 正藤 慧(SC相模原U-18)
- 山口 颯真(尚志高校)
3年生メンバー一覧
- 市川 舜基(東海大翔洋高校)
- 岡 英輝(鳥栖U-18)
- 大川 真生(日本大学三島高校)
- 大輪 昴星(市立船橋高校)
- 川原 颯斗(札幌U-18)
- 児玉 勇翔(長崎総合科学大学附属高校)
- 近藤 優成(日本大学藤沢高校)
- 齋藤 大珠(モンテディオ山形Y)
- 下川 陽輝(セレッソ大阪U-18)
- 須藤 太一(三菱養和SC・Y)
- 高柳 英二郎(サンフレッチェ広島Y)
- 田中 祉同(神戸弘陵学園高校)
- 段上 直樹(東福岡高校)
- 本間 士悠(前橋育英高校)
- 森田 青流(東海大相模高校)
- 吉岡 優希(東福岡高校)
- 吉田 龍介(飯塚高校)
- 石田 隼也(仙台育英高校)
- 稲場 雄斗(実践学園高校)
- 岩崎 大空(日本航空高校)
- 大久保 颯汰(麻布大付属高校)
- 小山田 銀辰(国士舘高校)
- 川上 宗一郎(実践学園高校)
- 関 秀斗(水戸啓明高校)
- 平尾 綸太郎(八戸学院野辺地高校)
- 丸山 裕人(東久留米総合高校)
- 宮田 理央(鵬翔高校)
2年生メンバー一覧
- 浅野 力愛(大津高校)
- 阿部 空(遠野高校)
- イジェンバ・リチャード(市立船橋高校)
- 石坂 地央(藤枝東高校)
- 井野 佑優(広島Y)
- 大塚 泰河(日本文理高校)
- 岡部 聖南(大分U-18)
- 加藤 志門(花巻東高校)
- 北村 慶(札幌創成高校)
- 工藤 珠凜(日章学園高校)
- 後藤 響(大分U-18)
- 小林 侑志郎(山梨学院高校)
- 佐々木 奏太(札幌U-18)
- 嶋村 悠(高松東高校)
- 鈴木 優真(北越高校)
- 須田 純弥(東福岡高校)
- 高橋 海斗(矢板中央高校)
- 高橋 悠真(市立船橋高校)
- 武田 健汰(帝京第五高校)
- 名越 瑛恆(広島Y)
- 西川 生成(北陸高校)
- 橋本 紫生(沼津U-18)
- 橋本 凜(日本大学明誠高校)
- 畑下 葵(近畿大学附属和歌山高校)
- 林 禮蒼(京都橘高校)
- 本間 凜(関東第一高校)
- 百瀬 健(実践学園高校)
- 矢野 晃(岡山学芸館高校)
- 山田 健太(丸岡高校)
- 小西 侑斗(流経大柏高校)
- 久保木 舜稀(堀越高校)
- 西条 壮真(国士舘高校)
- 清水 敦貴(国士舘高校)
- 濱田 大和(国士舘高校)
- 大和田 空(大津高校)
- 坂本 怜輝(矢板中央高校)
- 宮崎 幸之介(大宮南高校)
- 森島 凌(仙台育英高校)
- 大竹 剛枝(関東第一高校)
- 後藤 翔馬(古賀第一高校)
- 田村 賢司(武南高校)
- 山本 陽大(水戸Y)
- 中上 寧音(都立野津田高校)
1年生メンバー一覧
- 池田 誉(V・ファーレン長崎U-18)
- 上野 大徳(日本航空高校)
- 臼井 春翔(栃木SC・Y)
- 大野 晃政(愛媛FC・Y)
- 川口 颯大(関東第一高校)
- 川﨑 歩(日本航空高校)
- 川原 良介(青森山田高校)
- 北村 温人(流経大柏高校)
- 小島 珀(沼津U-18)
- 佐野 竣(埼玉栄高校)
- 塩見 佑紀(翔凜高校)
- 志津 正剛(東山高校)
- 篠﨑 遥斗(前橋育英高校)
- 菅澤 凱(青森山田高校)
- 菅野 智稀(正智深谷高校)
- 高野 夏輝(山梨学院高校)
- 茶谷 耕平(四国学院大香川西高校)
- 都築 未陸(久御山高校)
- 角掛 丈(広島Y)
- 富永 凰誠(佐世保実業高校)
- 中島 明夢(日章学園高校)
- 中村 豪(翔凜高校)
- 根岸 隼(明秀日立高校)
- 萩原 聖(東大阪大柏原高校)
- 原田 優汰(盛岡商業高校)
- 原田 悠史(国士舘高校)
- 松﨑 鴻毅(飯塚高校)
- 皆川 春輝(日章学園高校)
- 村上 竜規(栃木SC・Y)
- 諸墨 清平(日本大学藤沢高校)
- 山城 翔也(実践学園高校)
- 吉田 裕哉(明秀日立高校)
- 美藤 慶音(瀬戸内高校)
- 渡辺 勇樹(桐光学園高校)
- ワフダーン 康音(国士舘高校)
- 阿比留 悠太(八戸学院野辺地西高校)
- 大阪 竜也(国士舘高校)
- 奥野 駿太(国士舘高校)
- 織茂 誠太郎(前橋育英高校)
- 加藤 翠生(国士舘高校)
- 鎌田 真知(東北生文大高校)
- 北川 裕翔(金津高校)
- 権藤 士貴(国士舘高校)
- 島田 優聖(国士舘高校)
- 鈴木 太登(国士舘高校)
- 曽根 大地(都立小川高校)
- 高野 塁衣(平塚学園高校)
- 當間 琉哉(四国学院大香川西高校)
- 永山 青空(市立橘高校)
- 橋本 耕斉(初芝橋本高校)
- 本多 奨平(千葉SC・Y)
- 前田 晴飛(国士舘高校)
- 古野 翔太(相模原みどりSC)
- 和田 剣心(千葉U-18)
※引用元:国士舘大学サッカー部 公式サイトより
国士舘大学サッカー部の注目選手ピックアップ
国士舘大学サッカー部には、全国大会での活躍歴を持つ選手や、大学1年・2年ながら存在感を放つ若手が数多く在籍しています。
このセクションでは、Jリーグスカウトも注目する注目株や、チームの中心として起用されている主力選手、将来が楽しみな伸び盛りの若手選手をピックアップして紹介します。
全国大会経験・Jクラブ注目選手
全国高校サッカー選手権、プレミアリーグ、Jユースなどで実績を残してきた選手たちは、大学でも早期に頭角を現します。
特に、Jクラブのスカウトが試合視察で注目するのは以下のような全国レベルの経験者です。
- 仙石 大弥(4年・青森山田高校)
全国制覇を経験した青森山田高出身の守備の要。高い守備力と展開力を兼ね備えたボランチで、Jクラブからの注目も集まる存在です。 - 髙橋 拓輝(4年・仙台育英高校)
フィジカルと空中戦に強みを持つセンターバック。インカレやリーグ戦での安定感あるパフォーマンスはプロレベルと評価されています。 - 川原 良介(1年・青森山田高校)
高校時代は絶対的主力として活躍。大学でもルーキーながら出場機会を得ており、今後のJリーグ入りも期待される逸材です。
チームの中核を担うスタメン常連
チームの中で継続的に出場機会を得ている選手は、戦術理解・体力・技術のすべてを評価された存在です。
国士舘大学のスタイルを体現し、ピッチでのリーダーシップも発揮する以下の選手たちは“中心選手”として注目されています。
- 畑橋 拓輝(4年・三菱養和SC・Y)
的確なビルドアップと守備の読みに長けたDF。4年間通して出場し続け、最終ラインの安定に貢献しています。 - 濱中 英太郎(4年・日本大学藤沢高校)
攻守のつなぎ役を担うMF。豊富な運動量と視野の広さを持ち、試合のリズムを作る中核的存在。 - 下川 陽輝(3年・セレッソ大阪U-18)
スピードと突破力が武器のサイドアタッカー。U-18時代の経験を大学でも発揮し、サイドから多くのチャンスを演出しています。
今後が楽しみな若手選手(1〜2年生)
大学1〜2年の若手でも、既にリーグ戦で起用され始めている選手や、高校時代の実績から注目されている選手が複数います。
こうした選手たちは、数年後に主力やプロ候補に成長する可能性を秘めており、“今のうちに知っておきたい存在”です。
- 佐々木 奏太(2年・札幌U-18)
攻守にバランスの取れた中盤のキーマン候補。将来的にボランチの中心を担うことが期待されています。 - 小島 珀(1年・沼津U-18)
U-18でキャプテンを務めたリーダーシップが魅力。守備的MFとして、着実に存在感を高めています。 - 志津 正剛(1年・東山高校)
高校選手権でも存在感を放ったアタッカー。大学サッカーの強度にも順応しつつあり、将来的な得点源として期待が高まります。
国士舘大学サッカー部の進路とJリーガー実績
国士舘大学サッカー部は、全国大会常連校として知られるだけでなく、これまで数多くのJリーガーを輩出してきた実績ある育成型クラブでもあります。
ここでは、過去にプロ入りした代表的なOB選手の紹介と、大学サッカーからプロを目指す意義・環境的な強みについて詳しく見ていきます。
過去にプロ入りした代表的な選手
国士舘大学からは、J1・J2・J3をはじめとする国内のプロリーグだけでなく、地域リーグ・海外リーグにも進んだOB選手が数多く存在します。
特にフィジカルの強さと実直なプレースタイルで評価される選手が多く、スカウトからも「即戦力になりやすい大学」として注目されています。
近年プロ入りを果たした代表的な選手の一例:
- 熊本雄太(モンテディオ山形)
国士舘大で主将を務めた後、J2でプロデビュー。冷静な守備と統率力を武器に、安定したパフォーマンスを継続。 - 鈴木翔登(ガンバ大阪ほか)
J1で活躍後、複数クラブを経てプロキャリアを重ねた技巧派DF。国士舘大時代からサイドで存在感を発揮していた。 - 宮崎幾笑(アルビレックス新潟→徳島ヴォルティス)
攻撃的MFとしてプレー。国士舘大で急成長を遂げ、Jクラブから注目を集めた。
その他にもJFLや地域リーグで活躍する選手、指導者やスカウトに進むOBもおり、「プロ入り」以外の多様なキャリアパスが存在しています。
大学からプロを目指す意義と環境の強み
国士舘大学では、関東大学サッカーリーグ1部という全国屈指の競争環境で実力を磨くことができます。
高校卒業後すぐにプロを目指す選手が増える中で、「大学を経由してプロを目指す」選択肢の価値は近年さらに見直されつつあります。
大学進学を経てプロを目指すメリット:
- 基礎技術+戦術理解を高められる環境
戦術ベースで鍛える大学サッカーでは、個人技だけでなく「ゲームを読む力」が養われます。 - 年間を通じて高強度な実戦経験が積める
関東大学リーグ、インカレ、Iリーグなど多様な公式戦で、試合勘とアピールの場を得られます。 - Jスカウトが視察に訪れるチャンスが多い
公式戦ではJクラブのスカウトが常時チェックしており、アンダー世代で埋もれた選手にも“逆転の目”があります。 - 学業・人間性の土台を築ける
仮にプロ契約に至らなかった場合でも、社会に出て活躍できる人材としての育成にも注力しています。
国士舘大学は、こうした環境と指導体制に支えられた中で、“Jリーガーを目指すだけでなく、長期的なキャリアを築く選手の育成”にも力を入れています。
国士舘大学サッカー部で広がる可能性と成長環境
国士舘大学サッカー部は、関東大学リーグ1部という全国屈指の舞台で戦いながら、多くのJリーガーや指導者を輩出してきた育成型クラブです。
その最大の魅力は、全国大会やJユース出身に限らず「入学後に大きく伸びる選手」が育つ環境が整っていることにあります。
全国レベルの選手との競争、質の高いトレーニング、豊富な実戦機会を通じて、着実にステップアップできる土壌があり、大学サッカーからプロを目指すには最適な選択肢の一つと言えるでしょう。
また、在籍メンバーの出身校も多様で、青森山田や前橋育英、東福岡といった全国強豪校から、地方の公立校・Jユースまで幅広い経歴の選手が同じピッチで切磋琢磨しています。これは「どこから来たかより、ここからどう伸びるか」を体現する環境です。
今後も国士舘大学サッカー部は、“可能性を秘めた選手が一皮むける場所”として、多くの注目を集める存在であり続けるでしょう。
進学を検討している選手や、大学サッカーで成長したいと願うすべてのプレーヤーにとって、国士舘大はその志に応えるクラブです。