【天皇杯2025】埼玉・山梨・鳥取の代表決定!

2025年の第105回天皇杯全日本サッカー選手権大会に向け、各地域で代表決定戦が進む中、埼玉・山梨・鳥取の代表校が4月27日に決定しました。

今年の天皇杯は、全国各地の大学・社会人・Jクラブが“日本一”の座を目指して戦う伝統のトーナメント。地域代表決定戦は、Jリーグへの挑戦権をかけた真剣勝負として、毎年注目を集めています。

本記事では、埼玉県代表の東京国際大学、山梨県代表の山梨学院大学PEGASUS、鳥取県代表のガイナーレ鳥取の出場回数、次戦(1回戦)の対戦相手までをわかりやすくまとめています。

「天皇杯2025の開幕を誰が飾るのか?」「1回戦で注目すべきカードは?」と気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

埼玉県代表は東京国際大学、5年ぶりの全国舞台へ

天皇杯2025(第105回全日本サッカー選手権大会)への出場をかけた埼玉県代表決定戦「彩の国カップ 第30回埼玉県サッカー選手権大会」の決勝が、2024年4月27日(日)に埼玉スタジアム2002第2グラウンドで開催されました。

5年ぶりに全国の舞台に立つこととなったのは、東京国際大学サッカー部。大学勢としての高い完成度と、試合巧者ぶりを見せつける堂々の勝利となりました。

過去の出場実績と今回の注目ポイント

東京国際大学が天皇杯に出場するのは、第100回大会(2020年)以来5年ぶり、通算8回目。これまでにも強豪社会人チームを破るなど、トーナメントでの番狂わせを起こす“天皇杯巧者”として注目されてきた存在です。

2024年の関東大学サッカーリーグ2部に所属しながらも、組織力のある守備とテンポの良いカウンター、そして試合終盤でも集中力を保つ姿勢が高く評価されています。
特に今大会では、技術力のある中盤と高精度のセットプレーが得点に直結する場面も多く、1回戦以降の戦いにも期待がかかります。

1回戦の対戦相手と試合予定(福島県代表と対戦)

東京国際大学は、2025年5月25日(土)に開催される天皇杯1回戦で、福島県代表と対戦します。試合会場はとうほう・みんなのスタジアム(福島県)。

アウェイでの試合にはなりますが、全国舞台での経験が豊富な東京国際大学にとっては、上位進出のための重要な初戦となります。戦術理解度が高い大学チームが、地元クラブや社会人勢にどこまで通用するのか注目が集まります。

山梨県代表は山梨学院大学PEGASUS(4年連続の出場)

2025年の天皇杯における山梨県代表の座を掴んだのは、山梨学院大学PEGASUS(ペガサス)
4年連続7回目の本大会出場となり、今や山梨県を代表する大学クラブとして、その存在感は年々高まっています。

学生主体のチームながら、組織力・フィジカル・メンタルすべてにおいて安定感があり、地域の社会人クラブとも互角以上に渡り合う実力派。2025年シーズンも、大学サッカーと社会人カテゴリーの垣根を越えて、全国の舞台で旋風を巻き起こすことが期待されています。

天皇杯常連としての強さと安定感

山梨学院大学PEGASUSは、ここ数年で着実に実力をつけてきた大学サッカー界の中堅勢力です。特に、地元・山梨県内での安定した成績により、4年連続で天皇杯本大会への出場を果たすなど、安定感のあるチームビルディングが際立ちます。

彼らの強さの根幹にあるのは、個人技に頼らず、連動性のある守備とカウンターを武器とした実戦的な戦術。加えて、毎年コンスタントに全国大会での経験を積むことで、プレッシャーのかかる大舞台でも自分たちのサッカーを貫ける精神力が育まれています。

「天皇杯に強い大学チーム」としての信頼は、年々高まっており、Jリーグ勢との対戦でも油断ならない存在として警戒されるまでになりました。

1回戦は三重県代表と対戦、三交鈴鹿で激突

山梨学院大学PEGASUSの1回戦は、2025年5月25日(土)に三交鈴鹿スタジアム(三重県)で行われる予定。対戦相手は、三重県代表として出場するチームです。

アウェイでの戦いになりますが、山梨学院PEGASUSはこれまでも他県開催の試合で冷静なゲーム運びを見せており、初戦突破への期待がかかります。
特に注目されるのは、中盤の球際の強さと切り替えの早さ。相手のビルドアップに素早くプレッシャーをかけ、攻撃に転じるスタイルは天皇杯のようなノックアウト方式との相性も良好です。

また、三重県代表も地元開催の強みを活かしてくることが予想され、接戦が予想される一戦となるでしょう。

鳥取県代表はガイナーレ鳥取、Jクラブとしての貫録

2025年の天皇杯 鳥取県代表決定戦を制し、本大会出場を決めたのはJ3所属のガイナーレ鳥取。カテゴリー上位に位置するJクラブとしての意地と実力を見せつけ、他の挑戦者を圧倒する形で全国の舞台に駒を進めました。

地域の枠を超えた“全国タイトル”を目指す上で、Jリーグ所属チームが地方大会でつまずく例も少なくない中、ガイナーレ鳥取は堂々たる内容で代表の座を獲得。プロクラブとしての貫録を発揮した結果といえるでしょう。

5年連続27回目の天皇杯出場へ

ガイナーレ鳥取にとって、天皇杯は“特別な舞台”であると同時に、“継続して挑み続ける使命のある大会”でもあります。2025年で5年連続・通算27回目の出場となり、これは鳥取県内における圧倒的な実績を物語っています。

長年にわたりJリーグと地域の架け橋として活動してきたガイナーレ鳥取は、天皇杯においても度々上位進出を果たし、カテゴリーを超えた番狂わせを演じてきました。地元のスタジアムを拠点とするだけでなく、県内の育成年代にも好影響を与えており、地域密着型クラブとしての価値と存在感は年々増しています

今回の出場でも、その積み重ねた歴史と経験値が結果に直結しており、今大会でも上位進出への期待が高まります。

1回戦は宮崎県代表と対戦、いちごで開幕戦に臨む

ガイナーレ鳥取は、2025年5月24日(土)に天皇杯1回戦を戦います。会場はいちご宮崎新富サッカー場(宮崎県)で、対戦相手は宮崎県代表に決定しています。

Jクラブとしての“格”はガイナーレ鳥取に分がありますが、地方大会を勝ち抜いてきた社会人チームや大学チームの勢いは、天皇杯ならではの怖さを秘めています。特に初戦はプレッシャーのかかる一発勝負。守備の集中力、セットプレーでの駆け引き、そして短い時間で試合を決める決定力が問われる一戦です。

遠征試合にはなりますが、経験値と戦術の成熟度では一枚上手。プロとしての意地を見せ、初戦突破を確実にものにできるかが焦点となります。

天皇杯2025、地方代表の戦いにも注目を

天皇杯といえば、Jリーグクラブの活躍が注目されがちですが、全国各地の大学チーム・社会人クラブ・地域リーグ所属チームなど、地方代表の戦いこそ天皇杯の醍醐味の一つです。2025年大会でも、東京国際大学(埼玉代表)、山梨学院大学PEGASUS(山梨代表)、ガイナーレ鳥取(鳥取代表)といった、バックグラウンドも戦い方も異なるチームがそれぞれの“想い”を胸に全国の舞台へ挑みます。

とくに大学やアマチュアクラブにとっては、Jクラブとの対戦という夢の舞台でもあり、番狂わせ=“ジャイアントキリング”が起きる瞬間は、天皇杯ならではの熱狂を生み出します。

2025年の天皇杯1回戦は、5月下旬に全国各地で開催予定。

プロとアマ、世代を超えた“真剣勝負”が繰り広げられる中で、地方代表の戦いにもぜひ注目し、彼らの躍進に期待を寄せましょう。

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